「服が似合わない」と思い込んでいるあなたへ | Usaato うさと

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Number 283

「服が似合わない」と思い込んでいるあなたへ

 

日々お店で、お客さんに接する機会をいただいているスタッフです。

 

「うさとの服って、なんて良い服なんだろう」

 

そう感じるのは、人も、服も、輝いて試着室から出て来られる瞬間。

何度見せてもらっても新鮮に感動する瞬間です。

 

それぞれの方にそれぞれのエピソードがあり、

また、服たちにもこちらの思い入れがあり 笑

出会いはいつもドラマティックです。

 

今日は、そんな日々の中での出来事から感じたことを書いてみます。

 

 

 

 

最近ご来店された方が、あまりにも似合う一枚に袖を通して試着室から出て来られました。

紅潮したお顔で、嬉しそうに言われたのは

 

「私って、服が似合わないと思ってた!!」

 

 

もちろん、そのうさとの服はとてもよくお似合いでしたが、着てこられたワンピースも素敵に着こなされていたその方。

「服が似合わない」という言葉が出るとは思わず、意外であると同時に

 

ああ・・・

その感じ、すごく分かる・・・

そうも思いました。

 

 

ここからは私の黒歴史の話になります。笑

 

「服が似合わない」

「何を着てもしっくりこない」

 

そんな風に思ったことはないですか?

 

 

検索エンジンで「服が似合わない」と打ち込めば、提示されるのは

 

”服が似合わないと感じる原因には、色や形、素材、メイク、年齢などが考えられます。

パーソナルカラー診断や骨格診断などの診断を受けることで、似合う服を見つけることができます。”

 

 

やりましたよ。

顔のタイプの診断から、似合う服を提示してもらうコンサル。

買い物同行。

ファッションビルの1階から最上階まで、似合うブランドが無いか手当たり次第に試着したことも。

 

ファッションに興味がない、けれど似合う服を着て素敵になりたいという欲はある。

色々と試したものの、成果という成果を得られなかった私は途方に暮れ、最終的にはユニ○ロや、それに類するメーカーで毎シーズン一番似合う(と思われる)組み合わせを色違いで揃え、それを制服として着ていました。

 

流行りを研究し尽くした大手メーカーが出すものを着ていれば、見た目で世間様から浮くことはないだろうという考えで、これ以上服について考えたり、エネルギーを使うのが嫌だった、という気持ちもありました。

 

 

【当時の写真です。着ている組み合わせを色違いで3セットほど持っていました。笑】

 

 

ところが、ご縁とは不思議なもので、うさとで働くことになったのです。

(「なぜ!」とつっこみたくなりますが、近所で仕事を探しており、なんとうさとの社屋が近所に引っ越してきたところだったのです。笑)

 

 

見慣れないデザイン。

触れたことのない、手織り生地の質感・触感。

そして、藍染めや黒檀染め、草木染めの糸(素材そのままの色もですね!)が織りなす、「何色」と言い切れない、光によってふくよかに変わる色合い。

 

「なに、これ???」

 

が、初見の正直な感想でした。

 

 

今思うとその頃の私は、外見へのコンプレックスと自意識の間で、生きていくうちに知らず知らず、勝手に傷付き、ファッション、いえ、そもそも「服を着る」ことへの気持ちをこじらせていたのでしょう。

 

そんな私を、懐は深く深く、肌触りは優しく(笑)、うさとの服は包み込んだのでした。

 

 

そこから、ずぶずぶハマっていくまではこちらのブログをご覧いただくとして

(ブログ 「うーさんとはなして思い出したこと」

 

 

 

 

スタイルブックより、イメージ画像拝借!】

 

 

 

「なぜ、うさとの服はこんなにも、タイプの違う色々な人に似合うのでしょうか?」

 

うさとのデザイナー、うーさんに質問したことがあります。

うーさんの返事は

 

「それは、我がない服だから。個性的だけどね。

服のデザインというのは、”こういう人が着る”と想定してされている事が多い思うんだけど、僕はそれをしていない。

だからじゃないですか?」

 

というものでした。

 

 

うさとに出会った頃の私は、”こういう人が着る” の ”こういう人” にはまりきれない自分を「服が似合わない」という言葉で片付け、そう思い込んでいたのかな、と思うお話でした。

うさとの服の懐、やはり深い!

 

「服が似合わないと思ってた!!」方を、とびきり嬉しい顔にさせることができる理由は、このあたりにもあるのではないかな、と考えています。

 

その人のままで着れる、というか。

 

 

さて!

 

 

「服が似合わない」と思い込んでいるあなたへ。

 

うさとの服を、日々着る服の選択肢のひとつに入れてみてほしいのです。

 

 

ぜひ、全国で開催される、うさとの服の展示販売会や、京都にある直営店へおでかけください。

見て、触れて、まずは袖を通し、素直に感じるところから。

そして、「嘘みたい、すごく似合う!!」まで体験していただけると、とても嬉しいです。

 

本当に、たくさんの方が素敵な笑顔になられる服なんですよ!

 

 

 

(スタッフ 奥村)

 

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