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Number 289
毎日の暮らしの中で 〜ラオスの村人が織る布〜
Usaatoの布を織る村のひとつに、ラオスの村があります。
現地のスタッフが送ってくれる暮らしの風景は、どれも魅力的です。
そこには、布作りの工程だけでなく、村の日常が映し出されています。
布を織るための準備は、一日中、柱の周りを歩き続けることから始まります。 「重労働ですね」と伝えると、スタッフはこう答えました。
「簡単な仕事ではありませんが、生地の美しさを保つためには忍耐が必要です。」
スタッフの奥様は、朝一番にもち米を蒸すことから一日を始めるそうです。
染めの工程では、材料を朝から夕方の4時までじっくり煮出し、染液を作ります。
布ができるまでの様々な過程の写真の中には、見たことのない道具や染料の元となる材料があります。
その度に私は「これは何ですか?何に使うのですか?」と根掘り葉掘り聞くのですが、1つ1つ丁寧に答えてくれます。
そして、布だけでなく、農業やもち米の写真も送られてくることがあります。それを見ると、とても嬉しくなります。布を織ることも、農業も、村の暮らしの一部んだということが伝わってくるから。
Usaatoのデザイナー・さとううさぶろうの著書『あいをよる おもいをつむぐ こころはひとつ』にも、こんな一文があります。
” 染めも織りも、村人たちが息をするように、自然にやっている姿が印象的でした。”
ぜひ、Usaatoの服を通して、その自然を感じてみてください。
(スタッフ 美音)
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