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Number 222
思い出重なるワンピース
先日、直営店 USAATO KYOTOに
「Usaatoで結婚式っていいと思いますか?」
というお客さんがお見えでした。
Usaatoの生地は、綿・大麻・絹の自然素材でできた、手織り生地。
素朴な風合いが魅力ですが、フォーマルな場に合うかどうかは、ケースバイケースです。
(その方は、気のおけない間柄での挙式 in ハワイとのことで、素敵な1枚を選んでくださいました!)
フォーマルまでいかなくても、少しあらたまった場での装いは悩むもの。
着ていくものに悩んだ末、出会った1枚の話です。
ご覧ください。
その夏、私は唸っていました。
なぜか突然やってきたマイブームのYoshiki。
そしてブームが高じてディナーショーのチケットまで買ってしまったのです。
(ビックリするほど高かった!!)
清水の舞台から飛び降りる気持ちで決済をして、まだ若干バクバクする心臓を宥めながら、ハタと気づくのです。
「ディナーショーなんて行ったことない。
一体、何を着ていけばいいの・・・???」
会場は東京のグランドハイアット。
チケットの値段から考えても普段着ではなく、チョットおめかしして行くべき、というのは分かる。
かといって、ディナードレスはやり過ぎな気がする。
はて、どうしましょう・・・???
50歳手前。
なにを着ていいか分からない、とこんなに迷ったのは初めてです。
インターネットで検索しても、コレといった回答は見つからないし、友人に聞いても
「ディナーショーなんて行ったことない」
と皆が口を揃えて言うので、ますます
「何を着たらいいのか分からない」
の迷いのループに突入です。
普段は「困った時の着物頼み」の私。
だけどなにしろYoshiki自身が自ブランドの着物(その名もYOSHIKIMONO)をリリースしているので、着るならYOSHIKIMONOの方が良さそう・・・なんて考えてしまうのです。
かと言って、そのために着物を新調するのはチョット・・・ねえ?
では、Usaatoの服はどうでしょう。
夫に相談してみると
「好きなのは知ってるし、デザインもオシャレだと思う。
でもやっぱり、光沢が無いと華やかさに欠けるからフォーマルな席ではどうだろうか」
との回答。
ふむふむ、なるほど。
その意見もごもっとも。
と、散々迷った挙句に決めたのは
「着たいものを、着る!」
もちろん著しくTPOを欠いたものはダメだけど
まずは自分が、
「これを着て、ここに行けるのが嬉しい」
と思えること。
今までだって娘の七五三や友人の結婚式の2次会。
結構フォーマルな場所もUsaatoを着てきました。
というわけで、Usaatoのワンピースを新調しました。
【右が私です。偶然同じワンピースを持っていた展示会スタッフと!】
確かに素朴な印象もある、Usaatoの手織り生地。
それでも、おろしたての新品は、一段フォーマル感が上がる気がするのです。
行き慣れない場所
知らない人ばっかり
初めてのディナーショー
というドキドキ祭りも、お気に入りのお洋服の力を借りれば、チョットだけ堂々と振る舞える気がします。
誰かが言ってました。
「自信は最高のお化粧よ」って。
まるで自分自身が、おとぎ話の中に遊びに来たみたいな楽しい時間を一緒に過ごした服はYoshikiワンピと名付けて、綺麗に洗ってクローゼットの特別席へ。
普段はあまり着ないようにして、特別な時に袖を通すとことにしています。
Yoshikiのディナーショーに行くために買って
気合い満々の仕事の会合で着て
夫とデートに出掛けて・・・etc
普段着としてのUsaatoもいいのですが、ここぞという時にだけ着る服は、重なった記憶が嬉しくて、私だけの唯一無二の宝物みたいになるのでした。
(スタッフ由紀子)
オートクチュール出身のUsaatoのデザイナー、さとううさぶろうのラインの美しさをたっぷりと味わえるのもワンピース。
生地が違えば、ガラリと印象が変わるのも魅力です。
お気に入りの1枚が見つかりますように。
Usaatoオンラインショップ
まるでおとぎ話のような佇まい。
ワンピースに関する逸話です。
「ワンピースなんて、なんだかこっぱずかしい!」
そう思っていたスタッフがワンピースデビュー。
今ではお気に入りの一枚です。
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