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Number 249
ムササビデビューは突然に。
Usaatoを知って
「なんて可愛いんだ!!」
と一目惚れ。
そして、張り切って行った初めての展示販売会。
なのに一歩足を踏み入れると、見慣れないデザインと生地に
「ナニこの服?私、こんなの着れないよ・・・」
とビビってしまったチキンな私。
「初めてですか?
すごく気持ちがいいんですよ。例えばコレ。
モノは試しに着てみてください」
と勧められたのがムササビでした。
「いやいやいやいや。
『こんなの着れないよ・・・』
って言ってる人にこのデザインはハードル高くないですか?」
と、心のなかで毒づきながらも
せっかく勧めてもらったことですし、
とりあえずトライしてみましょ。
レッツ試着室!
そして。
渡されたUsaato一式に着替えた瞬間・・・。
「なにこれ~~~?!!?」
と思わず叫んでしまいました。
肌と服の間を風が抜けていく心地よさ。
服をまとうとはこんなにも気持ちがいいものなのか!
それはワタシが初めて知った感覚で、
あっという間にムササビが欲しくて仕方がなくなってしまったのです。
これはもう・・・買うしかないんじゃない??
興奮気味に、姿見に映った自分を見て。
・・・その日二度目の驚愕です。
「ナニコレ?!
私、こんなの着れないよ・・・」
股の下にダワンとたるんだ生地。
後ろ姿のポコっと膨らんだ尻尾。
【ちょっとでも足が長く見えるのが正義、だと思っていたのに・・・】
ワタシが今まで見て、認識してきた服とのあまりの違いに
どこに着て行ったらよいのか
どんな組み合わせできたらよいのか
まるで検討もつきません。
信じられないくらい着心地がよく、
欲しくて仕方ないムササビなのに
鏡の前の自分の姿が見慣れなさ過ぎて正視できません。
逡巡に逡巡を重ねた結果。
やっぱりムササビを着るのは今の私には無理、と結論付けてその日はスカートを買って帰りました。
そこから数年。
お客さんからコーディネーターに立ち位置が変わっても、あの時の衝撃が忘れられず、ムササビへの憧れは募るばかり。
機会があるたびに、試着してみては
「んーーー。まだ無理カモ。」
と、シュンと肩を落とす。
そん事が続いたある日。
転機は急に訪れました。
その時の展示販売会は、
「ムササビ祭り開催なの??」
と思うほど、会場にたっぷり並ぶ
ムササビ!
ムササビ!!
ムササビ!!!
「今日買わなかったら向う5年間、ムササビは買えない気がする。
買いたい、今日こそは!
見つけよう、似合いそうなムササビを!」
決意も新たに、履いてみます。
あれ・・・?
あれれ・・・?
一体どうしたことでしょうか。
ついに!
私も!!
ムササビが着れるようになったんじゃないでしょうか?
股の下にダワンとたるんだ生地や
後ろ姿のポコっと膨らんだ尻尾は
「こんなもの」と感じられます。
この服は、じっと止まって鏡を見ている時よりも、暮らしの中で、動きの中で、人の身体に沿ってその美しさを発揮することを、たくさん見てきたから。
こうして、
初めてムササビを知ってから約7年。
どうにもはきこなす自信を持てなかったムササビが、とってもしっくりくるようになっていたのでした。
いざ我が家にムササビがやってくると、そのはき心地にやっぱりメロメロです。
富士山みたいに広がるシルエットが身体の動きに沿ってくれるから、こ~んな格好だってラクラクです。
抵抗を感じていた生地のたるみやボコッとした尻尾は、洗濯をして米糊が落ちて生地に張りが無くなり、ますます気にならなくなってきました。
そして今。
ムササビを履いて、新幹線に乗って
このブログを書いています。
長時間移動にもムササビは楽ちん。
【(お行儀悪いけど)腰が痛くなったら座席の上で膝だって立てれちゃう】
身体の中をね。
風が通り抜けていくのが本当に気持ちいいんですよ。
(スタッフ由紀子)
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