うさと サイアム
 
                
								うさとの服で使う布はタイやラオスの農村で暮らす人たちが、
								自分たちの身の回りの植物で染色した糸を、手づくりの素朴な機織り機で織りあげます。
							
								どんな色に染めて、どんな柄を織るか。
								人気の色合いや、服のデザインや規格に合わせることよりも、
								織る人が織りたいものをつくることを大切にしたいと思っています。
								美しい布は、その村のあるがままの自然、ずっと伝わってきた暮らしの知恵、
								そして作り手ひとりひとりの背景や創造力があってこそだと思うから。
							
								こうしてできた布はタイ・チェンマイ にある、うさとの服の生産拠点「うさとサイアム」へ。
								ひとつひとつの布が持つ個性を生かされるよう、さとううさぶろうのデザインする服つくりが
								おこなわれています。
								縫製も流通もできるだけその流れを止めることなく、
								自然から受けたものを、たくさんの人の手が重なり、繋げ、誰かに着てもらう一枚の服になります。
							
服職人 さとううさぶろう
 
                    
									1948年北海道生まれ。
									東京で企業デザイナーを経験したのち、ベルギーの首都ブリュッセルでオートクチュールの創作に携わる。
									1994年より、エネルギーの高い布を求めて世界各国を行脚、
									1996年、タイのチェンマイに拠点を移す。
									手つむぎ、手織り、天然染めの自然素材の布に宇宙の法則をデザインし、
									自然をまとうような心地よい服ーうさとの服ーを誕生させた。
								
