日本のスタッフ、タイへ!〜うさとと自然とコーヒーと〜 | Usaato うさと

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Number 150

日本のスタッフ、タイへ!〜うさとと自然とコーヒーと〜

 

先日、Usaatoの服の故郷、タイへ研修に行ってきたうさとジャパンスタッフ達。

初めて訪れるスタッフも多く、まさに百聞は一見にしかず、の体験をしてきました。

それぞれの体験記です。

どうぞご覧ください。

 

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うさとと自然とコーヒーと

 


 

 

今回、初めてのタイ・チェンマイ近郊農村訪問で感じたのは、その自然の豊かさだった。

日本と同じ田んぼと共にバナナやパパイヤなどの果樹が植えられていて、うさとの服の機織りや縫製をしているグループを訪問すると必ずバナナなどの果物のおもてなしを受けた。

牛やにわとりたちも放し飼いされていて、ゆったりとした時間が流れていた。

こういうところでうさとの服はつくられているのだなあと実感できたのは何よりもの収穫だった。

さて、実際の訪問の中身はどうだったのかは、他のスタッフが書いてくれると思うので、僕はちょっと違った訪問記にしたいと思う。

僕はコーヒーが好きで、今回のハードスケジュールの中をぬって、地元のカフェでコーヒーを飲んだり、タイ産のコーヒー豆が買えたらいいなと思っていた。

チェンマイ滞在一日目、ホテルでの朝食後、スマホの地図アプリで当たりをつけていた、歩いて5分ほどの「ALL BLACK COFFEE」へ他のスタッフ二人と一緒に行った。

こじんまりとしたオープンカフェで、簡素ながらも素敵な雰囲気。

テイクアウトもできて、店内の椅子に掛けてのんびりもできる。

7時半の開店直後からバイクや車で次々とお客さんが来て、人気のお店のようだ。

タイ産の豆の深煎りコーヒーを注文して飲んだ。

味はあまり覚えてないけれどスッキリとして飲みやすかったように思う。

この店には三日目の朝にも行って、お店のロゴが刺繍されているカッコいいオリジナルTシャツを買った。

 

https://all-black-coffee.business.site/

 

 

 

 

 

 

 

 

滞在二日目、チェンマイ県となりのランパン県の機織りの村を訪問する途中、立ち寄ったガソリンスタンドに併設されている「Cafe Amazon」をちょっとのぞく。

コーヒーを飲んでる時間はなかったので、店内で販売していたドリップコーヒーなどを買ってみた。

「Cafe Amazon」はタイで最大のコーヒーショップ・チェーンだそう。

今回の滞在中、至る所で「Cafe Amazon」と「セブンイレブン」は見かけた。

あとで調べてみたら、日本の企業がフランチャイズ権を得て、東日本大震災で被災した福島県川内村に復興支援として「Cafe Amazon」日本一号店を開店したそうだ。

 

https://www.cafe-amazon.com/

 

 

 

 

 

 

同日、うさとサイアムのスタッフ、ギッグの知り合いがやっているカフェに立ち寄り、植物に囲まれた店内でカフェラテをいただく。

おもてから見るとこじんまりとしたレトロなお店という感じだけれども、中に入ると奥が広くてテラス席があってちょっとおしゃれな雰囲気。

ここでものんびりしたいところだったけれども、慌ただしく次の訪問先へ出発した。

おいしそうな手作りのスイーツも売っていたけれども買いそびれてしまった。

 

 

 

 

 

 

同日、機織りの村の訪問を終え、ホテルに戻る途中に立ち寄ったオーガニックスーパーで、おみやげなどのお買い物。

ここで、渡航前に調べていて気になっていた「AKHA AMA(アカアマ)COFFEE」のコーヒー豆があったので、買うことができた。

「アカアマ」とは「アカ族のお母さん」の意味。

タイ北部の少数山岳民族アカ族の村で栽培されているコーヒー豆。

2010年、チェンマイにカフェを開店。

評判を呼んでいまでは3号店まであり、2020年、東京・神楽坂に日本1号店が開店。

今回はカフェには行けなかったけれども、コーヒー豆だけでも買えてよかった。

 

https://www.akhaamacoffee.com

 

 

 

 

 

 

 

三日目最終日、うさとサイアムの事務所訪問。

他のスタッフたちはモデル撮影で忙しくしているなか、僕がコーヒー好きだと知ったギッグが、コーヒー豆焙煎の道具を用意してくれていた。

生豆を焙煎するのは初体験で、温度や焙煎時間の調整はギッグがやってくれて、僕はただ手回しの焙煎器のハンドルを回していただけだったけれども、パチパチと豆が焙煎される音と匂いに包まれて幸せな気分になる。

焙煎された豆をザルにあけて、ザルをすくって豆の熱を冷ますのだけれど、ギッグは手なれた感じで上手にザルをすくっていたけれども、僕がやると手つきがぎこちなくて豆をいくつか振り落としてしまったりした。

熱をさましたあと、スタッフ全員にコーヒーを振る舞った。

自分で焙煎した豆で淹れたコーヒーは格別美味しく感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイ北部の山岳地域では約半世紀前から、ケシ栽培に代わってコーヒー栽培を奨励するタイ王室主導の「ロイヤルプロジェクト」が始まり、森林や水源保護など持続可能なコーヒー栽培が行われている。

調べてみると、タイのコーヒー栽培の支援に日本人も多く携わっていて、タイのコーヒーと日本の関わりが深いことがわかった。

今回の初めてのタイ・チェンマイ訪問で、ちょっとだけでもタイのコーヒー事情に触れることができて良かった。

日本ではまだあまり認知されていないように思われるタイ産のコーヒーだが、これからもっと多くの人に飲まれるようになったら良いと思う。

何よりタイのコーヒーは美味しいのだから。

 

 

<参考資料>

毎日アジアビジネスレポート「特集・タイのコーヒーを知る」(毎日アジアビジネス研究所)

 

https://www.opsmoac.go.th/tokyo-news-files-431591791447

 

 

(スタッフ 高橋)

 

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