Usaatoのお財布?! | Usaato うさと

Usaato

Number 203

Usaatoのお財布?!

 

すごくすごく思い入れのある服。

何回も着て、洗って、生地も薄くなってしまって

「着ると痛むから着たくない

でもタンスの肥やしにするのも嫌。」

 

そんな服は、ありませんか?

 

 

 

 

出会ったのは10年以上前。

写真すら残っていない、思い出の一着を服を買った時のことを今でも覚えている。

 

 

【このコートは同じような時期に購入したもの。袖が擦り切れてしまったけどパッチワークをしてまだまだ現役】

 

 

絶妙に短い丈感。

胸元のくるみボタン。

藍染めで織り出された生地の柄ゆき。

 

一眼見た途端に目がハートになった。

 

夏には一枚で。

寒い時期には重ね着をして。

 

ふと気が付くと

「着続けるにはチョット・・・」

と思う程度に、くたびれてきた。

 

くたびれてしまったのは重々承知。

でも、愛着がありすぎて捨てられない!!

 

とはいえ、

生地のくたびれを

気合いで誤魔化して着続けたとしても

あと1年もすれば破れてしまいそう。

 

そんな時に友人が持っていたのがコレ。

 

 

 

ガマ口ポーチとキーケース。

 

Usaatoの生地っぽいけど、Usaatoってこんなの作ってた???

 

聞けば、お裁縫が得意な友人にお願いして作ってもらったとのことだったので、紹介してもらって、お財布へのアップサイクルをオーダー。

 

「お財布を作ろうと思ったら、それなりの布面積が必要になります。

預かった服は、汚れている場所や生地が薄くなっている場所が何箇所かあって、その全部を避けて必要な幅の生地を確保するのが難しいです。

それでも思い入れのある服をどうにか残したいなら、ギリギリ使えそうな場所で生地を取って仕上げますが、やっぱりリサイクル感は出てしまいます」

 

とは言われましたが

「それでもいいから!!」

とお願いして出来上がったのがコチラ。

 

 

 

イベント出展などの時の両替金入れとして、小銭がたっぷり入る財布になりました。

 

 

 

 

あれから約7年。

 

「うさとの服は、一生ものじゃありません」

という記事に

 

 

”うさとの服は物語に満ちています。

 

服になるまでの背景を、
旅するように想像してみると、
ものすごくたくさんの人の手から手へ
ものすごくたくさんの喜びと笑顔が
つながってできた服なのです。

 

 

これから袖を通すあなたも
この物語の中の一人。

 

 

さあ、これからこの物語の続きを紡いでいくのは、あなたです。”

 

 

とある通りに

 

服として着て約4年。

服からお財布に姿を変えて、約7年。

 

使うたびに

初めてUsaatoと出逢った頃や、

手織りや草木染めの肌触りにうっとりしながら袖を通していた頃のことを

思い出して嬉しくなります。

 

服としてやってきて、姿を変えてお財布に。

写真すら残っていないあの服と私の物語は、もう少し続いていきそうです。

 

 

 

(スタッフ 由紀子)

 

 

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