たまには、昔の話を。 | Usaato うさと

Usaato

Number 26

たまには、昔の話を。

 

「Usaatoの服は、”ブレイクスルー”の起きる服だよ」

 

 

そう言う彼女は

元コーディネーター10年選手

(Usaatoの服を販売してくださる方を、コーディネーターと呼んでいます)

今はうさとジャパンのスタッフ。

 

出仙美秋(でせんみあき)さんとUsaatoとの出会いは

“ブレイクスルー”の小さな始まりだったかもしれないけど

今も彼女を遠く遠く

そして、どんどん純粋な自分へと運んでいる。

 

 

 

 

 

子供のころ、小児喘息を患っていた美秋さん。

喘息の発作は夜に起きることが多く

子供にとって長く苦しい時間が過ぎてゆく。

 

そんな時に、彼女の母親は

焼いた長ネギを手拭いで包み、彼女の首に巻いてくれた。

 

 

 

「それがね!

すごーーーーく、嫌だったの!!

 

ただでさえ、しんどいし苦しいし、なのに首に巻かれて

ネギの匂いで臭くて!

 

本当に本当に嫌だった。」

 

 

 

大人になってからも

その思い出は彼女の中で

良いとは言えない色で残っていた。

 

 

 

そんなある日、

当時一緒にお店を営んでいた

姉からの提案でUsaatoの服を販売することになった。

 

 

Usaato?

見も知らない服だ。

販売も何も、まずは着てみよう、と

何気なくヘンプのストールを首に巻いてみた。

 

 

 

「その時に、ネギの記憶をわーーーーって思い出して。

 

それが、すごく嫌な思い出だったはずなのに

その当時忙しい生活の中で、母がどんな思いで巻いてくれたのか、とか、そういうことが一気に

わーーーーって入ってきて。

 

 

はじめて。

母に心から感謝したの。

 

 

ものすごく愛情を受け取っていた

当時の自分に

照れも意地もなく、すっと触れた気がした。

 

 

 

それで、えーーーっ!

 

これ何???ってなって。」

 

 

 

それが、彼女のUsaatoとの出会い。

 

 

 

 

 

Usaatoの服にまつわる

ドラマティックなエピソードは

本当に色んな方からも聞くところだし

”そういう服 ”

つまり、どうしようもなく

スピリチュアルな側面を持った服なのかもしれないけれど

彼女のこのエピソードには

「本来の自分で生きるってどういうことか」

という、ちょっと難しい問いへの

シンプルな答えが見える。

 

 

ような、気がする。

 

 

 

 

 

 

 

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