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Number 157
タイ研修記 vol.4
タイ研修記 vol.3の続きです。
ほど近い場所に、もうひとつ織りのグループがあり、そちらも訪れました。
ここでは染めと織りが同じ場所で行われていました。
林の中に屋根のある建物があり、黒檀の実と、それを潰す石臼、織機が置かれていました。
駆け足で立ち寄らせてもらったため、ほとんどお話しできなかったのですが、縫製グループのように、織りのグループにもそれぞれ個性があることが伺えました。
次はUsaatoの服のタグの紙を作ってもらっている工房へ。
このタグは手漉き和紙で作られています。
大きな和紙をサイズにカットして使うのではなく、タグのサイズに漉かれています。
そして、一枚一枚、ハンコとタイのスタッフの手書き文字で仕上げられるという、手間のかけよう。
ここにも、手仕事が重ねられています。
工房は竹林の中にありました。
「彼(工房のオーナー)はとても研究熱心で、色々な種類の竹を植えて、紙の材料として研究しているんだ」
と、タイのスタッフが教えてくれました。
原料は、竹と楮(こうぞ)を半分ずつ。
竹は包丁で薄く切ってゆくところから始まり、煮込んで柔らかくしてゆきます。
ほとんどが手作業での工程で、長くこの仕事をしているスタッフとともに、技を磨いていったそうです。
工房には大きな枠もたくさんありました。
「画家など、アーティストからの依頼で、大きなサイズを漉くこともある」
と話してくれました。
この工房自体もオーナーご自身も、どことなくアーティスティックなムードがあり、本当に色んな方との関わりでUsaatoの服が手元まで届いているのが分かります。
そして、ここでもおやつをいただきました。
はじめて食べた、マンゴスチン!
工房では様々な大きさや形の紙を購入することもできました。
お土産も買って、チェンマイへ戻ります。
今日も一日盛り沢山でした。
さて、解散した後はまたもマッサージを受けに夜の街へ。
そして、またも日本のスタッフにばったり。
本当に、どれだけ縁があるのでしょう。笑
そのスタッフが「タイに来たならアリの卵を食べないと」と言います。
アリの卵!!
私は昆虫が苦手です。
一度は断ったのですが、「面白いことをしないと」との一言で、俄然食べたくなってきました。
食べることができるレストランへ案内してもらいます。
まずは、憧れのココナッツジュースを初体験。
この実の中の水分なら、それはこういう味であろう・・・という味でした。
生温いチェンマイの夜にはとても似合う味でした。
そして、アリの卵です。
色んなメニューがありましたが、スープをいただきました。
私が普段公園などで見かけるアリとは種類が違うのか、思っていたよりも抵抗感なく美味しくいただけました。
それよりも、スープ自体のあまりの辛さにびっくり。
タイの人たちとは、辛さに対する免疫力がそもそもで全く違うのかもしれません・・・
今日はここでおやすみなさい。
盛り沢山のタイ研修、明日もつづきます。
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- Usaatoのこと 生産背景 日本のスタッフ、タイへ!
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