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Number 225
極楽展示販売会
今回は展示販売会のレポートをお送りします。
3月30日(土)晴天の中、広島の常福寺で開催された展示販売会へ行ってきました。
オープンの30分前に到着したので、服が展示してある部屋を覗いてみたらすでにお客さんが!
それも展示してある部屋が埋まるほどの大盛況。
購入できるのは11時からとはなってはいるものの、オープン前から活気がすごいな!と思っていたら「スタッフの方ですか?この服はどのように着るのでしょうか?」と質問があり、あれよあれよと流れるままに店員になり、気が付いたら夢中で服の紹介をしたり、コーデのご提案をしていました。
お客さんの中にはオンラインショップやブログやライブ販売を見てくれている方がいらっしゃり私の顔を見るなり「美音さんだ!」と声をかけられた時には驚きました。
いつもご覧いただきありがとうございます!
オープン時とお昼時には演奏がありました!
石坂亥士さんの演奏する太鼓、KNOB(ノブ)さんの演奏するディジュリドゥに住職である殿元さんのお経の共演です。
主催者はうさとジャパンスタッフでもある渡邉由紀子さん。
展示販売会をする由紀子さんを見るのは初めて。
「脱がせ魔」の異名で呼ばれておりました。
「とにかく着てみて!気持ちよさを感じてみてください!」と声をかけます。
コバシャールさんの動画を見たという初うさとのお客さんが来店された時は、はじめこそムササビに抵抗を示されていたのですが由紀子さんが「私もムササビを履くまでに6年かかりました!」と試着を勧め、お客さんは試着を繰り返す中で最終的にはご自身にぴったりのトップスとパンツを見つけ、明るく手を振って帰られました。
この「ぴったり」の瞬間に立ち会えるのは嬉しいものです。
「この服はこの方のために作られたのではないか」と思うくらい、その人の雰囲気や体型に本っ当にジャストフィットなのです。
そしてぴったりの服と出会ったお客さんの表情は幸せいっぱい。
嬉しそうに「ありがとう」と言って購入して帰っていく姿に私も幸せに。
いくつかの服が旅立った後は、オープン時にはバッチリだったディスプレイに偏りが出てきます。
そこでちょっとお手入れ。
今の状況でこの服の魅力が引き出されるのはどんなディスプレイだろ?なんてことを考えながら、服を触っていきます。
ストールと合わせて掛けてみたり、トルソーに着せてみたり、と方法は無限大!
展示販売会へ行くとたびたび経験するのが、一人のお客さんが試着をして鏡を見ようと試着室から出てくると、周りのお客さんも一緒になって「可愛い!似合ってる!」とか「この服に合わせたらいいんじゃない?」などお互い初対面なのに、いつの間にか大きなグループとなってお話しているんです。
今では「うさとあるある」だと慣れましたが、入社して間もない頃はこの風景が不思議でなりませんでした。
他の服屋さんでは体験したことがなかったからです。
「三尺三寸箸」の法話をご存知でしょうか?
水野敬也さん著書の「夢を叶えるゾウ」の中に書いてあり大好きな話なのですが、法話だということを先日知りました。
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極楽と地獄には、円卓の上にたくさんのご馳走と、1メートル以上あるであろう長い箸が置いてある。
極楽と地獄も用意されているものは同じ。
極楽の人は長い箸でご馳走を取ると、円卓の向こう側の人に「どうぞ」とご飯を食べさせてあげる。
そうすると向こう側の人が自分にも食べさせてくれてお腹いっぱいで満足。
地獄の人は長い箸を使って自分で食べようとするからいつまでも食べられなく飢餓状態。
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展示販売会は三尺三寸箸でいうところの極楽の状態に似ているなと思いました。
「あなたからどうぞ」と自然になる場所。
服を売るだけではなく、服を通しての人と人との在り方に感銘を受けました。
お寺での開催で楽器の演奏やお抹茶の振る舞い、出店しているお店があったりと、豪華なイベントが盛りだくさんだった、今回の展示販売会。
展示販売会は十人十色。
各地で暮らす「コーディネーター」と呼ばれる委託販売者が、それぞれご縁のある場所とベストと思うタイミングで開催しています。
そのため個性が出てきますし、会場の雰囲気や服や人との出会いは一期一会。
ぜひコーディネーターの発信を見て「この人!」と思った展示販売会に行ってみてください。
展示販売会に関するブログはこちら
↓
展示販売会のことを説明したブログです。
”初天神”で展示販売会をしました!
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